2001年6月21日15:00~
場所衆議院野党記者クラブ
司会:佐藤浩議員(船橋市議会)
これより記者会見を始めさせていただきます。
1.理念の朗読
2.党則の朗読
3.基本政策の朗読
4.党名の発表
党の名称を発表させていただきます。
党名は「尊命(たける)」といいいます。
5.質疑応答
―結党の経緯をお聞きしたいのですが?
田中甲 1986年から政治家として活動を始めて15年が経ちましたが、今自分が行ってきた政治活動というものを理念として掲げて、一つの自立した政治家の姿を作り上げてゆきたい、という思いの中から、今日、新党を立ち上げることになりました。御承知の通り、冒頭にも申し上げた通り、民主党を離れてから3ヶ月、首班指名では私自身の名前を書き、決意を固めてきました。これからの活動のいよいよスタートを切ることができたという思いであります。
-新党のメンバーは他にいらっしゃるのか、ということと、参議院選挙或いは、衆議院選挙の対応というのはどうされますか。
田中甲 国会議員は私一人です。地方議会議員で入党を希望している方が数名います。それから、党の構成は党則で謳いましたように、党職員が入りますので、党職員もスタート時点から数名加わってていく。参議院選挙には候補者が擁立する方向で実は模索していました。千葉県の選挙区で参議院候補が出せないか、ということでいろいろ知事のお考えなどを洞察しながら、かなり努力をしたつもりでしたが、残念ながら今回の参議院選挙には準備が十分に整わないという判断をいたしまして、国政への挑戦は次期解散総選挙からということになりました。
-地方議会の方は現在いらっしゃるということですか?今の時点では希望ということですか?
田中甲 そうです。御紹介遅れましたが、司会をしてくれています、船橋市市議会議員の佐藤浩さんです。本日入党ということです。事務局にはまた、現在所属している政党を離党した後に、正確に皆様方にお伝えできると思います。
-新党は政党の条件を満たしているのか、ということと手続きはもうしたのですか?
田中 手続きはこれからです。今日中に行います。政党条件「国会議員5名以上、又、直近の国政選挙での全得票数の2パーセント」ということは満たしておりません。それに向けてこれから党勢拡大をしていく、ということが当然のことです。
-代表者は?
田中 私であります。役職名は代表で結構です。
-田中議員は民主党所属時代に若手議員の中心として御活躍されていたのですが、民主党の議員の方々に入党を呼びかけるようなことはしていらっしゃるのでしょうか?
田中 現段階ではしておりません。この時期になぜ(新党立上げ)ということも、疑問に思われるかもしれませんけど、今まで所属していた民主党を始め、他党に新党を立ち上げることによって、影響を与えない時期を選んだつもりです。粛々と理念を掲げて共鳴していただける方がいれば、また、(ハードルと表現して)党則自体が、それぞれの現職の国会議員においてもあらゆる業界団体、宗教法人からの推薦を受けないということを謳ってますので、それぞれの方が挑戦するような形で、同じ志を持って合流してくれるのであれば、喜んで迎えてゆきたいと考えております。
-もう具体的に国会議員の方どなたかに声を掛けたりしたのですか?
田中 私の方が掛けられたり、政党を一緒に作ろう、と言われた数は、この三ヶ月間かなり多くのものがありましたが、私の方から一緒にスタートしてもらえないかという呼びかけは、一切しておりません。自分自身の理念と党則、政策を掲げることが、第一義的目的だったからです。
-理念・党則・基本政策はどういう経緯で作られたのか、先生御自身一人で作られたのか、どなたか御相談されたのかを教えてください。
-自分の今までの政治活動の中で、考えてきたこと、基準にしてきたものを練り上げて、最も理念として根底に流れているもの、『尊命』「政治とは命を守ること」でしたので、そのことを柱として、『尊命』と『自立』という理念を立上げ、その中から、政策を一つ一つ確認をしていきました。スタッフは事務所の政策秘書、第一秘書、第二秘書が中心となって、行ってきたものです。党則に関しては私が実際、1996年、2000年に戦った衆議院選挙の姿をそのまま党則の中に用いて、理想だけを語っているわけではなくて、実際に議席を預かってきた結果というのも体験の中にありますので、党則に思い切って謳ってみました。
-小泉政権に対してのスタンスを教えてください。
田中 スタンスは野党です。現在の自民党と連立を組むという考え方はありません。しかし、小泉内閣の行っていく改革に関しては自らの政党の理念に照らし合わせて、是々非々で協力できることがあれば積極的に協力していくという考えであります。
-党則の中にまだ組織構成が書かれていませんが、あえて書かないのですか?
田中 決してそうではありません。表紙に「尊命(たける)」の会見資料と書かずに、皆様にお渡ししたのは、改正する点があるからです。改正について「本党則は必要がある場合、メンバーの協議をもって改正する。」と最後に記してありますが、明確にしていかなければならないところがあると思っています。
-民主党を離党されて三ヶ月になりますが、今の民主党の現状をどう思われますか?また、民主党と連携する可能性はあるのですか?
田中 民主党を除名になった人間ですから、民主党と協力関係をもって活動していくということは、私の頭のなかにはありません。自民党にも民主党にも改革派がいて、また同じように、守旧派もいるという、国民の多くの方々にはわかり易く、政界再編が起きて欲しいという期待があると思います。改革をするものは改革をするもの同士でまとまり、業界団体に依存している自由民主党の政治家、守旧派といわれるグループと官公労を中心とする労働組合に依存している、民主党の中でも組合に依存している政治家の塊が、やはり自民も民主もともに存在している、というところに判りづらさがある。これは時間をかけなくてはならないが、改革のグループが次の解散総選挙の前後にまとまっていくような、政界再編の流れに乗っていきたいと思っています。
-再編の引き金になるということが目的ですか?
田中 なれれば素晴らしいと思っております。
-今、改革派、守旧派という言葉が出ましたが、具体的に自民党・民主党では誰が守旧派かそれぞれ挙げていただけますか?
田中 個人名を挙げることはどうかと思いますが、私はこの政党の中で、一般党員を募ることを党則にしなかったのは、幽霊党員ができていたり、業界団体と癒着するなかで、党の本来のあるべき姿が歪められている。経世会の一部にそのような傾向があるというのは言っても言い過ぎではないと思います。また、民主党の中では私が離党する際に、やはり組合依存の指摘に対し、利敵行為ということでフタを閉めようとした方々は、これから民主党に対して国民が、何を期待しているのかということをしっかりと(千葉県の知事選挙を始めその他の選挙を)総括することを避けている、という風に思えてならないのです。官公労に依存して議席を預かっている方々もそれに当たるのではないでしょうか。
-改革派については?
田中 こんなことがありました。これは答えにならないかもしれないですが、私が労働組合依存の民主党の問題点を指摘した千葉県知事選挙の際に、自由民主党の若手が「あなたのとった行動は正義だ」という評価をしてくれたのです。後で、「あなたの行動が経世会の若手の中で、総裁選挙で行動をする引き金になったんですよ」と言ってもらえたことがありました。彼らは経世会の中に所属していても、やはり国民が望む改革に対しては、小泉内閣の中で積極的に行動していきたい、と思っている若手集団だと思います。 民主党の中でも、小泉改革に対して一つ一つの政策に対して、是々非々という態度をとりながらも、協力することを躊躇してはならないのだ、といっているメンバーがいて、そういうメンバーは一緒に活動していけるメンバ-ということになるのではないかという期待をしているのであります。
-具体的に政権奪取運動委員会ですか?
田中 個人名を挙げるのお許しください。
司会 これで会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。