7月22日に頭部から弾丸を摘出する手術を受けるために来日していたファテマちゃんは、8月4日に手術を行い、約一ヶ月の入院と検査のための滞在を無事に終え、明日9月12日のインド航空で日本を発ちアフガニスタンに帰国することになりました。
手術後の経過は極めて順調で少しふっくらしたファテマちゃんには笑顔が完全に戻ったと言っていいでしょう。その間、大勢の皆さんの暖かい励ましや、基金に支えられたことを、AWOA(アジア戦災孤児救済センター)の一員として心から感謝を申し上げたいと思います。
明日は午前10時過ぎより成田空港において「帰国に当たっての記者会見」を行うことになっています。手術の前から「良くなって早く学校に行きたい」と言っていたファテマちゃん、本当に嬉しいことでしょう。
活動報告
使いみちがガラス張りになっていれば、「消費税の増税も已むを得ない」のでは、と事務所に立ち寄ってくれた紫藤さんがいわれた。
紫藤さんは私が落選してからも事務所に顔を出してくれる数少ない方の一人だ。話がヨコ道に逸れてしまうが、前職になった私の事務所を覗き見して通りすぎる方は多くても、声をかけてくれる方は本当に少ない。もちろん自業自得と受け止めている。なぜならば「国会議員は国全体のテーマに取り組み、立法作業をすることだ!」と地元は国会に行ってからはNOタッチだったのだから。
話をもどすが、ハッキリいって私は「如何なる増税にも反対だ!」リップサービスではなく、調べ、そして考え貫いて日本税制改革協議会の納税者保護誓約書に<如何なる増税にも反対する>署名までしている。
「紫藤さん・・・自民も民主も政府も、そしてマスコミも消費税の増税は已むを得ないと、まるで国民を洗脳させようとしているけど、特別会計という表面化されず審議されることのない予算があるんです。」
ですから、「官僚がお手盛り・裁量で算出できる仕組みになぜなっているのか国民に明らかしなければいけないはずです。」
それを聞いた紫藤さんは、すかさず「甲さん、そういう事をもっと伝えなければ駄目だよ!」 またまた反省させられたのでした。
特別会計とは、各省庁が行政法人(元の特殊法人)が事業を実施する際に省庁の一般会計の予算とは別に編成する別枠予算のことで平成16年では合計31の特別会計があり、その額は相互の重複を除き255~260兆円にも及んでいるのです。一般会計が今年82兆円ですから、3倍に当たるお金の流れが国民に知らされずに毎年毎年使われ、一般会計からも実は47兆円が特別会計に繰り入れされており特別会計が予算の本丸といえるのです。
官僚はこのシステムを業界・団体・組合を代表する政治家とともに維持し継続させる事を考え、さらには将来の天下り先に利益を貯めてポストと退職金も確保しているのです。
いかがですか?まだまだ詳しく説明しますが、この話を聞いて「消費税の増税も已むを得ない話」とあなたは納得できるでしょうか!
最近呼ばれる会合の中で、また新聞や書籍などでも「自民党」でも「民主党」でもない、消費者や生活者の立場に起った新しい第3の政党を望むという話がされるようになってきた。あるいは国会の中からも「自民vs民主」ではない新たな対立軸による政党の組み替えの必要があるのでは?という話しも新聞社のアンケートの結果からも覗うことができる。
もちろん私自身も昨年の選挙でその事を訴え、チーム・フロンティアの仲間と「マニフェスト」を作り組織に依存しない行動を貫いた一人であると自負しているのだが・・・・これらの議論には重大なテーマが抜け落ちている事に気が付かれた方はいるだろうか?
いったい「日本の権力は誰が握っているのか!」この事抜きでいくら政党や国会のあり方を議論しても本質の議論になり得ないという事だ。
答えはズバリ!国会は官僚によって操られていて、表面上は国会の場で物事が決められているようにされているが、それらの筋書きはすべてと言っていいほど官僚によって作り上げられ「権力の二重構造」になっている事に気がつかなければならない。
官僚制度は明治維新から150年の歴史を持ち、東大法学部を中心とした実に優秀な精鋭が揃っている。そもそも「議会」自体官僚によって創り出された制度といって過言でない。しかし同時に現在の借金まみれの、国民を(まだ生まれていない子供たちも含めて)幸せにしない国にしたのもまた、官僚の責任が極めて大きい。
さらに問題なのは、国民の投票によって官僚は選べないシステムになっていることだろう。
許認可による利権と情報を持ち、既得権益を守る事が目的化してしまつた各省庁に、利権にありつこうとする政治家(自民・民主ともに)・業界団体・労働組合(特に官公労)・宗教団体等がもたれ合い巨大な利権構造を作り上げてしまっているのだ。そんな中で出される政策が、消費税の増税とインフレによる債務相殺では国民は救われない。
さて、「権力の二重構造」だが、このカタチは「軍部と天皇の関係」にも見ることが出来る。さらにさかのぼると、徳川時代における「城代家老と殿様の関係」にたどり着く、どうやら日本のお家芸といえるものらしい。